先日、【職場のメンタルケア研修】のミーティングのため、静岡の会社さんの所へ伺ってきました。
創業100年を超える、産業用繊維資材の開発、加工を行うパイオニア企業。
まさにこの10年間で社員数が100人以上増えて、拡大を続けています。
社長さん、専務さんとのミーティングでお話を伺うと、
「社員がなんの相談もなしに、『やめます』って言ってくるんです。
もうその時には決意が固い状態だから、引き留めることも出来なくて。
それが、期待している次のリーダー層の人だったりするから・・・。
なんとも寂しいというか、悲しいというか・・・、
こういうのを阻止したいですね」
とおっしゃっていました。
400人近くなった社員さん達の心と身体の健康を守っていくのは、とても大変なことですよね。
お互いに、自分の仕事でも精一杯の現状です。
お話を聴いていきながら、私たちがお役に立てることは何か。
それによって、どんな成果を生み出していけるのか。
ニーズに合わせたかたちで、ご提案させて頂きました。
まずは、ストレスを吐き出させ、モチベーションの把握をする、個人面談。
チーム内で人間関係を活性化させる、体験型ワーク。
・・・これら二本柱で進めていきたいなと。
社長さんがいつも口にするのは、
「まず、笑顔だ!リーダーの仕事はまず『笑顔』。」
ただ、その意図があまり伝わっていない、と側にいた専務さんが歯がゆそうに話してくれました。
「この機会で、社長の意図も伝わっていくとイイなぁと思っています。」
「社員には、『仕事が楽しい!』って、そう感じて貰いたいんです!」
それが社長さんの想い。
「人と人」、で組織は成り立っていますもんね。
社長さんの温かい想いが社員の方達に連鎖し、「相手を想い合える」、そんな人たちが集まるチーム。
それを築き上げていく、そのサポートをさせて頂けることはとても光栄なことです。
全力でやらせて頂きますよぉ。